今より楽にお金を稼ぐ方法が見つからない人向けの処方箋

本が処方箋

今回紹介する本は、周りには自分より楽にお金を稼いでいる人がいるのになぜ自分は同じように稼げないのかわからない人に対する処方箋です

タイトル:「マンガ稼ぐ人に共通する、最強の法則 頭のいいバカになれ!」

著者:金川顕教

出版:実業之日本社

おすすめポイント:お金を稼ぐ方法ではなく、楽にお金を稼ぐような優秀な人がどのような事を考え、実践しているかをマンガでわかりやすく説明しています

対象者

働くことは嫌ではないけど、やりたくないことをやることや時間を拘束されることの報酬が給料だと考えると将来的な希望が持てない人が対象です

いつかは自分のやりたいことで稼ぎたいと思っている人も対象になります

症状

今いる会社を見るとこの役職ならこの位の年収になるのが想像できる

しかしSNSやニュースで見ると同年代でもっと稼いでいる人がいるのも知っている

そんな状況で対価(給料)を稼ぐためだけに仕事をしていることに先行きの不透明感がある

これは自分の仕事の尺度としての報酬(給料)を客観的に測定することができていないからです

仕事が出来る出来ないの尺度は報酬(給料)でそれをしっかりと把握し、自己評価することが成長への一歩になります

効能

先が見えない不確実な現代に必要な課題解決法や情報弱者にならない方法を教えてくれます

日本企業(製造業)が好きなPDCAより、変化のスピードが早い現代はCAPDが必要です

同僚がP(計画)している間に先にCA(評価・改善)した方が勝ちなのですから

またネット社会が増大した現代は、多すぎるインプットよりアウトプットを重要だとも指摘しています

SNSを利用したアウトプット(伝える)や知人友人へのアウトプット(教える)は最高の効果があります

偏差値35から公認会計士資格を取り、現在は経営コンサルタント会社を経営している著者の行動は常識にとらわれない効率的な実践の手本だと思います

副作用

著者の成功の前提は、圧倒的な努力量です

大学受験や公認会計士試験合格についても、人の何倍も努力したからできたことです

この本に書いてあることを簡単に真似したからできるものではないので勘違いしないことです

この本に書かれていることは、今いる会社や組織にいても十分実践可能で自分の成長を促します

その結果今の会社や組織内で昇進し、報酬(給料)を大幅に上げることができればそちらのほうが良いのは明らかです

ただし自分の成長を恥ずかしがらずにしっかりとアピールし、貢献度を評価してもらえるよう努力しなければなりません

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