陽口!?

価値観と戦略
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夫:「『陽口」(ひなたぐち)』という言葉、知っとう?」

妻:「いや、知らんよ」

夫:「ネット上で広まっている言葉らしいけど、「陰口」の反対やね」

「陽口」は本人がいない所で第三者に対して、その人を褒めることです。

「陽口」を使える人は滅多にいません。100人のうち1人か2人かな?と思っています。

では、なぜそんなに少ないのでしょう?

人はみんな陽の光を浴びたいと思っています、つまり称賛を受けたいと思っているのです。

陽の光を浴びるためには太陽の方を向きます。ほかの人も同じように太陽を向くので前に他の人が立つと自分の受ける陽の光が少なくなります。

前の人は、邪魔者で後ろ姿(陰)だけが見えます。そして「陰口」を言いたくなるのです。

「陽口」を使える人になるにはどうしたらよいでしょうか?

思い切って太陽に背を向けて反対を向くのです。そうすると太陽の方を向いている人の正面(陽)が見えます。

明るいのでよく見るとそれぞれの良い所が見えます。それを第三者に伝えれば良いのです。

「あの人は、とっても真面目で仕事の手を抜かないんですよ」「人の見てない所で会議の準備を一生懸命やってくれるんですよ」とか。

そうすると人々の目は太陽から自分を褒めてくれる人、「陽口」を使う人に向かいます。「好意の眼差し」を向けてくれるようになります。

簡単に言うと、人の欠点ばかりを見て指摘するのではなく長所を見つけて伝えることです。

「長所を見つける」、「長所を伝える」はとても難しいことです。だからこそ意識しなければできません。

伝えることは更に難しいです。

「陽口」を使うと「上から目線だ」「恥ずかしいからやめてほしい」と陰口を言われるリスクがあります。

リスクがあるから使う人が少ない。だからこそ使える人は差別化でき、存在価値が認められると思います

もし「陽口」を使える人が職場にいたら、その人と仕事がしたいです。もし「陽口」を使える人が友人にいたら、その人と親友になりたいです。こんなに信頼の置ける人は滅多にいないと思います。

夫:「『陽口』を使える人間になりたいね!」

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