初めての年金手続きは想像以上にややこしい(予約編)

価値観と戦略
夫

今年の誕生日で64歳になるから年金手続きせんといかん

妻

早めにしたほうがいいよね

夫

誕生日の前日から請求できるようやからできるだけ早くやろう

妻

それがいいよ

5月に届いた「年金請求書」についての書類を見ると年金事務所で手続きする場合は事前に予約してくださいと書いてある

スマホでQRコードを読み込んでサイトに接続して最寄りの年金事務所で予約しようと思うがそれだけで面倒くさい、というかムダが多いと感じた

予約するだけで?

まずは最寄りの年金事務所を都道府県から選び

日時はカレンダーで指定する

カレンダーは空きがない日は「✕」、空きがある日は「◯」となっているのでわかりやすい

すでに誕生日後の2週間は「✕」だったので3週間後の月曜日を選んだ

その中でも空いてる時間帯は「◯」となっているので14時を選んだ

これまでが「第1希望日」、カレンダーが「◯」なのにさらにこれから「第2希望日」を選んだほうが良いとのコメントが有る

同じことを繰り返して「第2希望日」を選択

やっと入力画面に入った(省略したが事前の説明に同意するなどの画面があった)

入力画面では氏名、住所、連絡先の電話番号、メールアドレスを入力する

今回は本人が行くので問題ない

次に年金基礎番号を入力する欄があるので〇〇〇〇−〇〇〇〇〇〇と入力する

その下に先ほど入力した年金基礎番号の何文字かが「*」で表示されてうち3文字を入力するように促される欄が出てくる

ただ予約するだけでこのようなパズルのような入力項目が必要なのだろうか?

もし入力間違いを防ぎたいなら再度入力させるか、年金手帳の年金基礎番号が書かれた部分を写真で撮ってアップするようにすればよいのに

民間のアプリで出来ることをやらないのは人員削減して自分たちの予算が減るのを嫌がっているに違いない

なんで配偶者の分も要る?

再度言うが今回は手続きをする年金事務所と日時を予約したいと思っているだけだ

しかし入力項目はさらに続く

「配偶者はいますか?」と質問の欄があるので「はい」を選ぶと

配偶者の氏名と年金基礎番号を入力する画面になる

すでに読んだ紙の「年金請求書」に配偶者がいる場合の記入欄に年金基礎番号を書くようになっているのでそれを機械で読み取れば何の手間も掛からないはずなのに

わざわざ予約の段階でなぜ配偶者の年金基礎番号が必要なのだろうか?

仮予約?

入力確認の画面まで進んで、申込みボタンを押すと

「これは仮予約です、完了するには届いたメールのURLから手続きを行ってください」とメッセージ

しかもメールが届いてから30分以内に手続きしないと無効になる

それならそうとはじめから知らせてほしかった

今回は大丈夫だが都合が悪いこともあるはずだ

届いたメールから再度確認してやっと予約が取れた

これからが本番

今回予約が取れたが「年金請求書」の記入はまだしてない

記入する欄は黄色で色分けしてあるが何ページもある

さらにそれぞれの項目に必要な証明書類が大体2つ、3つ書いてある

「これとこれが必要なんだな」と理解するとその右の欄に「これがあれば①と②の書類は省略できます」と書いてあったりする

実際に必要な書類はどれなんだと言いたくなる

「年金請求書」の本番は、書類の記入ではなく証明書類の作成・取得なんだなと痛感した

怒ってもいいんじゃない?

これまで何十年も年金保険料を支払い続けてきた

空白期間もなく、保険料アップがあっても払ってきた

しかし支払う立場から、受け取る立場になった途端こんなにも手間を取らされ、まるで受取をさせないようなやり方は本当に腹が立つ

悪用する人がいるから厳重になったと言うが、そうじゃなくて単純に年金を支払って財源が減るのを阻止しようとしているように思える

年金を詐取する人が多いと言うなら、発生件数と被害額を定期的に報告してほしい

ねんきん定期便にその報告があって「これは重大だ」と納得できるなら手続きが煩雑になることに対して協力できるかもしれないが

やっぱり年金事務所等で働いている人たちが自分たちの既得権益を守りたいだけだと思う

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