人生が狂う!?高額当選者が破滅する本当の理由!

価値観と戦略
妻

宝くじ1等当たったらどうする?

夫

何に使おうかね?

妻

家建てて、車買って、海外旅行行こうっと!

夫

そうやって高額当選者は人生狂うんだな

遠い親戚の〇〇さんの友達が宝くじ1等当たって、お金使いまくって離婚して人生狂ったらしいよ

そんな話を聞いたことがある、もしくはネットの記事を読んだという人は多いでしょう

みずほ銀行の「当選金の使い道」調査によると実際は貯蓄(約39%)が最も多く、旅行(約20%)、借金の返済、家や車の購入が同じ位の比率(約12%)で続きます

なんとも堅実な日本人らしい結果

人生破滅するほど浪費するのは、海外の人のほうが多いかもしれません

ただし日本人でも人生破滅する人が一定数いることも確かです

これは一度その立場にならないとわからないこと

良く6億円当たったら半分貯金して、残りのお金で家を建てて高級車を買うと宣言している人がいますね

しかし本当に6億円ものお金が急に転がり込んできたらそんなに冷静にいられるでしょうか?

「宝くじが当たっても決して他人には言うな」という言葉があります

両親だから、子供だから、親友だから「誰にも言わないでね」と念押しして伝えたのにどこからか漏れてお金の無心をされたり、遊びのお金を出すように要求され続けて人間関係が崩壊したという話は現実に起こっているようです

宝くじが当たったという最高の幸運が自分に舞い降りたのにそれを誰にも言えない

こんなストレスありませんよね

そのストレスのはけ口としてブランド品を買ったり、家や高級車を買う衝動が起きるのかもしれません

その時の満たされた気持ちが忘れられなくなり、最初は貯金しようと思っていたお金にも手を付けて散財を繰り返す

人生が狂う原因はそういうところにあると私達「非当選者」は思い込んでいます

でも本当にそうでしょうか?

高額当選の前と後では金銭感覚が変わってしまってお金を湯水のように使ってしまうのでしょうか?

むしろ逆では?

金銭感覚は変わらない、しかし現実として今まで手にしたことがない大金がある

これまで普通の金銭感覚だった人が何億円もの大金を手に入れたら

怖くなってしまいます

例えば普通のサラリーマンが大金を扱うのはどんなときでしょうか?

業績が良い会社ならボーナスで結構貰う人もいるでしょう

家を建てる、買うという人は銀行から何千万円の借り入れをすることがあるでしょう

車が好きな人は何百万円の高級車を買う場合があります

普通のサラリーマンが大金を扱うのは人生のうちに数回しか経験しないでしょう

ほとんどの人はプライベートで大金に接する機会がないのです

自分の通帳に桁違いの数字が印字されたら、嬉しくもありますが内心怖さが湧いてきます

そしてその怖さから逃れるために無意識に通帳のお金を減らそうとします

ギャンブルに大金を賭けたり、頻繁に高級レストランに行って支払う度にお金が減って安心するのです

自分の金銭感覚で安心できるラインまでお金が一刻も早く減るように浪費に走ります

そしてある程度まで通帳の残高が減ると安心感と一緒になんて馬鹿なことをしたんだと後悔の念が起こるのです

これが宝くじの高額当選者の人生が狂うメカニズムだと確信しています

そうじゃない、その人の意志が弱いだけだ、自分だったらそうならないと思っている人がほとんどでしょう

しかし私達の金銭感覚は子供の頃から親や学校、テレビや周りに刷り込まれたもので一生ほとんど変わらないと思っています

みずほ銀行の「当選金の使い道」調査結果で貯蓄が1番だったのは子供の頃から「貯金が大事、すぐに使ったらダメ」と教え込まれているからです

それ以外の使い道が浮かばないというのが本当のところでしょう

だったら皆さんはどうしますか?

自分が本当にやりたいこと、それに使うのが最も有意義だと思います

大金が手元にある怖さで浪費するより、一番最初に自分の趣味や推し活にお金を思い切って使ってみる

今は本当にやりたいことがわからない、見つからないという人はそれを見つけるためにお金を投資するのもありかも

そして余ったお金を運用に回して悠々自適の老後生活を送る足しにする

「宝くじが当たったらね」と思っている人は今自分の資産がどのくらいあるかすぐに言えますか?

あくまでも平均ですが、日本人が死ぬ時の貯蓄残高は3,500万円だそうです

「死ぬ時が1番のお金持ち」と揶揄されています

言いたいことはわかりますね

宝くじに当たらなくても自分のやりたいことにお金を使うことはできます

そしてそれでも日本では貧乏で死ぬということはありません

妻

自分のやりたいことってなんやろ?

夫

それを知るにはお金より大事な時間が必要やね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました