緊急情報
国際市場でホットクを食べながら歩いているとスマホにハングルのメッセージが現れた
前回真夏の7月に来たときも同じようなメッセージが現れたがその時は「猛暑注意報(昼間の外出を控えるように)」だった
今回は大統領に逮捕状が出ている政情なのでもしかしたらまた「戒厳令」でも出たのか? と思って心配になった
こんな時に便利なのが翻訳アプリ「Papago」
メッセージをスクリーンショット(画面を撮影)して写真に保存し、翻訳アプリ「Papago」で画像で読み込むとほんの数秒で翻訳してくれる
翻訳結果は「寒波警報(夜間から冷え込むので外出を控えるように)」という前回とは真逆の警報だった
俺達夫婦はもっと過ごしやすい時に釜山に来ることはないのかと自虐的になった
メガネ購入
メッセージを余裕で無視して国際市場を歩いていると妻が突然
「あっ、眼鏡屋さんがある! 」
と声を上げた
指差す方を見ると道を挟んだ反対側の角に国際市場の店にしては大きくてきれいな店があった
夕方5時を過ぎていたが開いていたので入ると店のオーナーらしき人(中年の男性)が話しかけてきた
私達の「アニョハセヨ」で日本人とわかったのだろう
日本語で「どんなメガネを探していますか?」と訊ねてきた
もう慣れっこだが韓国の商売人は積極的に売り込みをしてくる
「色が着いた度付きのメガネが欲しい」と妻が答えると
「フレーム3000円、レンズ7000円の合計1万円でできます」と早速値段をアピール
さらに「韓国は眼鏡技師は国家資格ですから優秀です」と技術をアピール
「レンズとフレームが決まったら2〜30分でできます」と日本の眼鏡屋さんではできないようなタイパの良さで攻めてきた
妻には若い男性スタッフがつきっきりでフレームやレンズを選ぶ手伝いをしている
妻がフレームを決めたところで早速視力検査に案内され、今つけているコンタクトレンズと同じくらいの度付きのレンズにすることになった
好みの薄い色が着いたレンズを選ぶとオーナーらしき人が処方箋のようなものを書き、若い男性スタッフに渡した
なんでもレンズとフレームの組み立てはすぐ近くの別の店舗でやっているそうでスタッフがその処方箋らしき紙を持って行き、完成品を持って帰るシステムらしい
本当に待つこと30分、眼鏡が出来上がって戻ってきた
顔に合わせる調整を少しして渡されたのがこの眼鏡
日本で作るものとなんの遜色もなく妻も満足の一品だった
⇐国際市場 「ヌンドンサ眼鏡」
焼肉、焼肉、焼肉!
眼鏡を受け取って良い時間になったので夕食へ
国際市場にも飲食店が多いが今回は少し離れた富平カントン市場・夜市まで足を伸ばしてみることにした
事前に妻が仕入れた情報でおいしいホルモン屋さんがあるということでその店までスマホのナビアプリを頼りに徒歩で向かった
名前を覚えずに地図の位置だけを頼りについたお店が
「富平ヤンコプチャン」
外から覗くと狭い店内にテーブルが4つ、外に2つある
スタッフに目で入れると訊くとOKのサイン
お店に入ると美味しそうな匂いが充満し、若い男女がお酒を飲みながら食事をしていた
若い人向けの安くてボリュームが有るお店だろうと感じた
若い女性のスタッフに席に案内されるとテーブルにはタブレットがありそれで注文するようだった
メニューはハングルのみで日本語や英語がなかった
翻訳アプリで
「おすすめはなんですか? 」と質問すると
タブレットのメニューから2種類の焼き肉を指さした
そのうちの1つを選びビールも注文するとあっという間に準備ができた
メインの肉が来る前に
「サービス」と言ってラーメンが出された
腹が減っていたので早速ラーメンを一口食べると
「辛い! 」
やっぱり本場の辛さはうまそうに見えても辛い
残りはそのまま妻の方へ
辛いのは平気な妻も結局は少し残した


ビールで乾杯していると
注文したホルモンとサガリが乗った鍋が来た
上に乗ったネギは混ぜないで食べるようにと注意を受けた
ホルモンは丸腸をしっかりと焼いて脂を落としたような感じで4種類のタレで食べると美味しかった
サガリもさっぱりしてタレや野菜と一緒に食べることが前提に味付けされているようだ
周りの喧騒に韓国を感じながら7割ほど鍋を食べるとスタッフが来てタブレットのメニューを指さした
そこには鍋の締めで定番のビビンバが美味しそうに写っていた
もちろん注文
大満足の夕食となった


この店は入った時にワオパス(WOWPASS)カードが使えないと聞いていたのでクレジットカードで支払った
そういうところは観光客メインではなく地元の人向けの店なんだと思った

スマホで今日の歩数を確認すると23,475歩
最近寒さで外出してなかったのでいきなりとんでもない歩数になった
明日どのくらいになるやろ?
「こんな時に釜山へ行く?(出国編1/2)」へ続く
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