男の料理のハードルを下げる秘策

価値観と戦略
妻

料理楽しい?

夫

楽しくはないけど、嫌ではないね

妻

私が作れん時に、料理できたほうが良いやろ!

夫

そうやね、何があるか分からんからね

定年(60歳)を迎える頃から、妻の勧めもあって料理を作るようになりました

とは言っても、テレビやYouTubeで紹介されるような凝った「男の料理」ではありません

比較的簡単な昔ながらの家庭料理ばかりです

こんなふうに書くと「料理ができるのスゴイ」「挑戦するだけで感心する」と思う人もいるかも知れませんが、これには「秘策」があるのです

経験が浅いのにこんな事言うのは恥ずかしいですが、料理で一番面倒なことは何かというと献立を考えることではないでしょうか?

献立を考えて食材をスーパーなどに買い出しに行く手間は、毎日だからこそ大変さが増します

妻

今日の晩ごはん何がいい?

夫

何でもいい、簡単なもので

料理を作る立場の人がこれを言われたら、ブチ切れる気持ちが今はわかります

男の料理のハードルを下げる「秘策」は、この一番面倒なこと「献立を考えて食材を揃える」を解決してくれるサービスを利用することです

それぞれの地域で展開している会社は違うかもしれませんが、私の地元では「ヨシケイ」という会社がこんなシステムでやっています

①月曜から日曜まで一週間の献立を載せたカタログを加入者に3週間前までに配布します

②カタログにはいくつかのコース(簡単な2品、栄養バランスが良い3品、ちょっと豪華な4品など)があります

③申込用紙に希望の曜日・コースを記入して、宅配箱(ヨシケイが用意した)に入れておきます

④申込当日になったら、申し込んだコースの食材(人数分にカットされた肉、魚、野菜など)が宅配箱に入れられています

⑤カタログには調理方法が載っているので、それを見ながら調理します(YouTubeもあるのでわかりやすい)

これだったら、料理本に書いてある食材がスーパーのどこにあるかわからないとか、どの道具を使えばよいかわからないという男の人も料理を始めやすいと思います

さらにレシピを読みながら(見ながら)やっていくと、「なるほど、これが短冊切りか?これがいちょう切りか?」など知識が増えて楽しくなっていきます

シニア夫婦二人なら、自炊せずにスーパーで売っている惣菜や冷凍食品をレンジでチンすれば手間がかからず簡単であることは確かです

しかし季節の食材を使って変化をつけたり、一度に多めに作って何回かに分けて食べたりすることで飽きが来ず、食費を抑えることが出来るのはやはり「自炊」だと思います

美味しいものを食べるを楽しみながら、節約もできるのもシニア夫婦の生き残り戦略の一つです

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