本が処方箋

本が処方箋
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妻:「ほんとよく本を読むよね」

夫:「習慣・趣味やからね」

妻:「小説とか書いてみたら?」

夫:「小説は書けそうな気がせんけど、何らかの文章は書いてみたいね」

読書が趣味で学生時代は主に小説、社会人になってからはビジネス書や自己啓発本などを読んできました

この経験をまとめてブログにすることでなにかの問題解決できないかと考えました

良い本はあるけど

たしかに「良い本」というのは存在すると思います

この本は自分だけが知っているのはもったいない、みんなにも知ってほしいと感銘を受けるレベルの本が何冊かあります

人生の価値観や行動を本によって変えることができたと言っても過言ではない経験が何度もあり、それが今の自分の一部を形成していると言えます

ただ同じように他の人から「この本は絶対読むべきだ」と勧められたものを読んでも自分にはそこまで入ってこない、腹に落ちない経験も何度かあります

これはなぜでしょう?

栄養素や薬のようにその人にとって必要なものはそれぞれ違うと思います

例えば貧血気味の人には鉄分を含むレバーなどの食べ物やサプリが必要なのに、体に良いからという理由でスムージーを毎日飲んだとしても症状が改善される可能性は低いでしょう

人それぞれ症状が違い、必要とされるものが違うのです

これと同じことが本でも言えると思います

「良い本」というのはあります、しかしその本が勧める相手に本当に必要な栄養素や薬となるかはなかなかわかりません

実際に薬でもこの症状には非常に効果があると言われていても対象者の体質に合わずに逆効果になる場合もあると聞きます

本は薬にならない

ただし人生の価値観や行動を本によって変えることができたと言いましたが、本自体が価値観や行動を変えたわけではありません

つまり私の症状に効果のある薬だったわけではないのです

効果のある薬だったのは、その本を読み感じた考え方(価値観)や行動を実践したことです

少なくともこの本が伝えたいことはこうゆうことでこうやれば、自分の症状(または成長)に効果的だと納得し、試したことです

最初は試しにやってみることです

実は試しにやってやめたことはたくさんあります、多分今もやっていることの何十倍もあるでしょう

でも薬と同じで服用・注射してみないと効果を確認できないのです

自分の体質に合わなかったら、たとえ何百万部売れた本に書かれたことでもスッパリとやめたほうが良いです

本は処方箋

本を読んだ後の実践が、薬となるなら本は「処方箋」だと思います

この本はこんな薬効があります、こんな服用方法が必要ですと説明してくれるのです

薬局や病院ではこの説明は薬剤師さんがしてくれます

飲み合わせや副作用についても詳しく説明してくれてありがたいです

でも本については、本人が読むまではその内容がわかりません

見出しや帯に書いてあるのは広告で当てにはならないでしょう

このブログで解決できる問題とは

よくある書評やブックレビューは、その本の良さやおすすめポイントなどが書いていることが多いと思います

またこんな人に読んでほしい、この仕事をする人必読と書かれている場合もあります

もちろん多くの人に読んでほしい(商業的な意味も含めて)ために対象範囲がかなり広くなってしまっている場合が多いと思います

本も薬と同じで体質によって合ったり合わなかったりする場合があります

だからこのブログでは、できるだけ対象者を絞り、症状、効能、副作用まで含めて本を紹介してみたいと思います

それにより今この本を読む必要があるか、そして読んだ後どう実践するかを決めてもらうことができればと思います

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