最高に効率が悪い人

価値観と戦略

効率とは?

生産効率、作業効率、熱効率など現在では色々な場面で使われていますが、この言葉が使われ始めたのは産業革命以降ではないでしょうか?

では、何のために効率向上を目指すのでしょう?

コストを下げて利益を追求する、作業を単純化し労働集約をするなどがあると思いますが、私はこう思います

「ゆとり」を持つ為!

「ゆとり」ができたら何をするかといえば

①業務や作業を見直す→更に効率が良くなる

②人間関係について考える→部下との関係、同僚との関係、上司との関係(気にしていることは何か?)

③自分に目を向ける→メンテナンスをする

 1)今の状態を確認する、肉体的・精神的に疲れてないか

 2)自分を褒める→「責任感がある」「スピーチ上手い」「笑いのセンスある」

 3)課題・問題があっても「何とかなる」と思う→これまでの人生、困った時「何とかなった」いつも誰かが助けてくれました

困った顔をして、こういうことに問題がありますと言うと誰かが手を差し伸べてくれました

効率が悪い人

効率が悪い人とは、人を頼れない人!

全てを一人でやるのが、最も効率が悪いやり方だと思います

一から十まで自分でやると達成感があるんです

これは私も同じ感覚を持っています、本当に「やった!」「できた!」と自分を褒めたくなんです

効率が悪い理由

会社などの組織では、知らないことがあれば知っている人に聞くのが早いだけでなく色々な情報や経緯などを聞くことができます

一人でやってしまう人は、この情報や経緯を知らないまま仕事を進めてしまう可能性があります

また一人でやってしまう人は、仕事のやり方を決めるとそのやり方をほぼ変えることがありません

自分のやり方に自信があり、もっと効率的なやり方に変更する可能性を考えないことが多いのです

効率が良い理由

人に頼ったほうが効率が良くなるのはなぜでしょうか?

もちろんその方が早い、安心という面もありますがそれ以上に価値があることは情報を共有し、考え方・認識が整うということではないでしょうか?

同じ会社なのにあちらの言う事とこちらの言う事が違う場面によく出くわします

一つの仕事に多くの人が関わればその途中でそれぞれの意見や考えがお互いに伝わり、収斂されると思います

効率が良い人

もちろん何でもかんでも人に頼ったほうが良いわけではありません

自分の専門分野や任された仕事では、まず自分で考えてそれでも何かのアドバイスやわからない部分がある時「ここがよくわかりません」「これで合ってますか?」と質問することが最低限のマナー(もしくは自分が成長できるレベル)です

それぞれの会社・組織には、グーグルでは検索できない知恵や経験が蓄えられているものです

それらを掘り起こし有効活用できるのが本当に「効率の良い人」ではないでしょうか?

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